home sweet home...

liccaといいます。趣味に没頭する生活が一変、田舎の長男に嫁ぎました。家事苦手、料理修業中。2児母。ワーママ、現在育休中。

40週2日 出産の記録と記憶。①

40週2日、午前中は妊婦健診に行きました。

朝から少しお腹が張るな、と思っていましたが

NSTではさほどお腹の張りはキャッチせず(数値的には20台くらい)。赤ちゃんは元気そう。

エコーでは頭96ミリ(!!)。でけぇ!!

産むときさぞかしつらそう…と不安になる。

足は私に似たのか短足との残念なエコー結果…。

頭はまだ下がりきってない。

内診では子宮口5センチ。3日前の健診より1センチ広がっていました。

内診でまたグリグリされました。前回より痛い(T_T)

先生からは「5センチ開いてれば普通、陣痛がきてもおかしくないんだけど…。とにかく予定日を過ぎるといいことはないので、今日産まれなければ陣痛促進剤を使いましょう。明日、朝一で入院してください。」と言われました。

 

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内診の刺激のせいか?

帰り道、車の中でお腹が痛い…気がする。

いつもより、痛い。陣痛なのか?

よくわからないままとりあえず帰宅。

お昼の12時くらいだった。

帰宅すると、旦那はたまたま家に戻っていたので状況を説明する。

午後の仕事は割り振りすればなんとかなるとのことで、旦那に病院まで送ってもらうことにする。

でもその前に、お昼ご飯を食べることにした。

妊婦健診の前は何も食べないから(助産師さんの前で体重測定しなきゃいけないから…少しでも減らしたくて)お腹すいてしまって。

私はだんだんと、まっすぐ立って歩けないくらいにお腹が痛くなってきた。

病院に電話し現状を伝えると、入院の準備をして来てくださいとのこと。

陣痛の間隔は3分から5分くらいで不規則だったから、本陣痛ではないかもしれない、と、この時点ではまだ自信がなかった。

 

旦那の仕事用の車(マニュアルの軽自動車)に乗り込み、いざ病院へ。

エンジンをかけ車を動かした瞬間、私はこの車に乗ったことを後悔する。

(すっげぇーーー乗り心地悪い!!)

マニュアルの軽自動車の揺れは、陣痛中の私にはひどくつらいものがあった。

陣痛の間隔は4分くらい。

名前、何にしようと考える余裕が、まだあった。

 

20分ほどで病院に到着。

このとき、13時くらいだったと思う。

前回の出産時と同じ病院。

1人目をとりあげてくれたベテラン風の助産師さんが来てくれる。

内診してみるが、午前中の健診のときと所見は変わらず子宮口5センチ。

NSTでは2分おきくらいに陣痛の波を示していた。

このときの数値は50台くらい。

まだ耐えられる痛み。

ベテラン風助産師さんに「どうする?」と聞かれたが、この状況で帰る人もいるんだろうか?

このまま入院となる。病室まで歩く。

着替えをして病室のベッドに横になる。

このとき13時30分頃。

まだ本を読む余裕があった。

ベテラン風助産師さんが背中や腰をさすってくれる。

陣痛が来たときには強めに、私の呼吸と合わせてマッサージしてくれて、とても楽になる。

本当、この助産師さん神。

が、ナースコールがありベテラン風助産師さんが退室してしまった。

陣痛が来た。なんとか呼吸法だけでやり過ごそうとするも、助産師さんがマッサージしてないとめっちゃ痛い!!!

代わりに旦那がさすってくれるが、全然違う。。。

でも2分おきにくる陣痛のたびに腰をさすってくれてありがたかった。

途中、「眠いな…」って言ってたけど。

普段なら怒るけど、もうそんな余裕はなかった。

 

私は痛みに弱いせいなのか痛いと気持ち悪くなってしまう。前回の出産時も吐きそうだった。今回もだんだんと気持ち悪くなってきた。

 

呼吸はゆっくり吸ってゆっくり吐くことを意識した。

最初は10回くらいの呼吸で陣痛の波は引いていたのに、徐々に陣痛時間が長引いてくる。

呼吸回数が14回くらいになった。痛くて声も出てしまう。

ベテラン風助産師さん再登場。

待ってました〜!

 

内診してみる。子宮口6センチ…

1時間で1センチしか進んでねぇ…_| ̄|○

先が見えない。このまま一晩越すのだろうか。

無理。

 

「トイレ行っとこうか」と言われ、陣痛の合間を見はからいトイレへ。

排尿あり。結構出た。

なんだか破水しているような気がする。量は少ないけど、拭いても拭いてもティッシュがしめる…気がした。

しかし腹が痛い。

 

ベッドに戻ると「余裕あるうちに、点滴のルートだけ取らせてね」と言われる。

いえ、もう余裕ねぇっすが。

このベテラン風助産師さんはルートを取るのが苦手なのか、それとも私の血管との相性がことごとく悪いのか、必ず失敗される。

1人目出産時も失敗されたし、つわりで点滴してもらいに来たときも失敗。

そして今回も、失敗…頼むよ、マジで。

 

ルート取れないまま、いったん陣痛室に移動になる。

もう、陣痛中は痛くて立ってるのがつらい。

ベテラン風助産師さんが「だいぶ進んでそうだね。陣痛室はとばして、分娩台に乗ってみようか。」とのこと。

 

まだ真っ平らの分娩台に仰向けになる。

このとき、16時くらい。

陣痛がくると本当につらい。痛い。吐きそう。

NSTのモニターは99を示している。かと思いきや、10台になったり。結構痛いのに10っすか!?マジっすか!?と心の中で問う。

 

無事にルートもとってもらえ、ブドウ糖の点滴が開始される。

旦那入室。

ベッドは真っ平らのまま、「もう力入れていいよ」と言われる。

1人目のときは結構早い段階でいきむコツをつかめたのだが今回は足が震えて力が入らない。

 

 

40週2日 出産の記録と記憶。②  へ続く。

 

 

39週6日。旦那に殺意を覚える。

妊婦健診に行ってきました。

頭は下がってきてないけど、子宮口はグリグリをして4センチほど開いたらしい。

先生から「今日か明日には産まれるかも」と言われました。

旦那にもその件を伝えました。

数時間後に旦那から電話が。

「俺さ、今日飲み会だったんだわ。行ってきてもいい?」

それを聞いた時、悔しいと同時に悲しくなりました。

旦那が出産に対してどれだけ軽く考えているかを思い知らされました。

産むのは私。痛い思いするのは私。不安なのは私だけ。つわりに苦しんだのも旦那ではなく私だけ。妊娠出産で仕事を休むのも私。週末、旦那は1人で趣味に出かけ帰りは22時頃なのに大きなお腹で上の子を公園に連れて行くのは私。

 

旦那の母親に電話してやろうかと思った。

「おたくのバカ息子は妻の出産より飲み会が大事だそうですよ。」って言ってやりたかった。

旦那は親離れできてないし義母も子離れできていない。こいつらと一緒にいるとイライラする。

 

今日の出来事のあと、不覚にも涙が出てきた。

今日のことだけではなく、今までの、いろんなことを思い出して悲しくなった。

それが一気に押し寄せて、泣いてしまった。

こんなバカなやつが出産に立ち会いしたところで何も変わらない。

1人でいい。別に、大丈夫だ。

あんなバカはいなくていい。

強くなってやる。

『マタニティ・グレイ』 感想

アウトプットが少ないせいか、すぐに忘れてしまうので書いておこうかなと…

覚え書きです。ただの個人の感想です。

ネタバレありです。

石田衣良さん好きな人は以下は読まないでください。

 

 

マタニティ・グレイ  石田衣良さん著

★★☆☆☆

題名からもわかりますが、1人の女性の妊娠から出産までの小説です。

図書館でたまたま見つけて読んでみました。

私の現状が妊娠39週なので共感しながらあっという間に読んでしまった。

 

主人公の二宮(高部)千佳子は編集者として働いている32歳のキャリアウーマン。結婚しているが子どもが大嫌いであるため、子どもは産まないと宣言していた。

だが妊娠してしまう。

夫である高部一斗(フリーランスのカメラマン)は産んでほしいと千佳子に告げ、千佳子は産む決心をする。

 

千佳子の職場は小さな出版社で、産休育休制度がなかった。それを会社に認めさせるところから始まる。職場の先輩と上司はそれぞれ、不妊治療中と過去に流産の経験がある。これはありきたりに感じる。

出産する病院を選ぶシーンでも、助産院を選ぶあたり、ありきたり。

つわりのくだりもあったが2ページ程度で、つわりに本当に苦労した私からくると、ずいぶんとあっけらかんとしたもんだなーっていう感想。

そのあとは切迫流産になり二週間の入院の話。切迫流産に関しては『コウノドリ』の漫画のほうが断然、詳しく書かれていていいかな。

 

千佳子の両親との確執なんかは読んでいて楽しかった。私も似たようなところがあるから。

しかし、子ども嫌いだった千佳子が妊娠したことをきっかけに、すぐに気持ちが変わり出産に前向きになったこととか、妊娠しながらの仕事に対するモチベーションの高さ(文章からは妊娠中にフルで仕事をすることの大変さがほとんど感じられない)、妊娠してからも旦那といつまでもラブラブであることの不自然さ、などが私には到底理解できず。

そんな幸せなことばかりじゃないし、妊婦。

産休に入ってからの「やりたいことリスト」も、出産予定日間近じゃ危ないでしょ、みたいなこともある。

ラストは助産院での出産シーン。かなりの難産だったが、それもサラリと書かれていた。

やっぱり男性作者の目線だと思う。

私の性格によるところも大きいのだろうけど、もっとドロドロで大変なマタニティライフ、でも最後はできればハッピーエンド、みたいな作品を読んでみたいと思った。

もうすぐ予定日。マタニティペイントとマツエクの話。

もうすぐ予定日なんですが、まだ産まれません〜。

1人目の出産は予定日の一週間前でした。

破水して病院に向かって、子宮口も開いてたからそのまま分娩台に乗って。超安産でした。

最初がそんなだったから、今回はもっと早くなるだろうと勝手に思いこんでいました。

が、39週過ぎても産まれてくる気配がありません(>_<)

1人目よりも遅くなることってあるのね、、

今回はあまり運動してないせいかな…

1人目のときは危機感も知識もなかったから、臨月だろうがめちゃくちゃ動いてました。

でも今回は、1人目の経験がある。

もしも外出中に破水したら怖いので、37週すぎてからは家で過ごすことが多かったです。

でもさすがに39週過ぎてからは、散歩に出かけるようにしました。

でもぜーんぜん、腹張らない。(´-`).。oO

 

1人目出産後に血圧が上がってしまったことから

産科の先生的には予定日超過は避けたいと言っていました。

となると、このまま産まれなければ、予定日に入院してバルーン入れて促進剤か?

あーーーーー予想外。。。

まったくもって、想像もしてなかった…

 

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少し前に、マタニティペイントというものをやってきました。

大きくなったお腹に絵を描いてもらい、安産を願うもの。

マタニティペイントのことはテレビで特集されているのを見るまで知りませんでした。

 

私はデキ婚で、お金もなかったので結婚式はしていません。

入籍した頃は、ドレスを着て写真くらいは撮りたいなと思っていたけど

旦那はまったく乗り気ではなく、実現しないまま数年が経過。

もう30歳過ぎたし2人目妊娠したことからドレスって感じもなくなり

このまま写真撮ることもないんだろうなと思ってました。

でも、マタニティペイントのことを知って、マタニティの姿って自分じゃなかなか写真撮らないし

私はたぶんこれが最後の妊娠になるので、思い出に残したいと思うようになりました。

それで今回、マタニティペイントをしつつ、家族写真も撮ってもらうことにしたのです。

旦那と子どもも一緒に、とてもとても心に残る写真を撮っていただけました。

やって本当に良かった!!お金は高かったけど!汗

そして意外だったのが、旦那が「最初聞いたときはさぁ、腹絵(失礼)なんかして意味あるのって思ったんだけど、実際やってみたら結構感動した。やって良かったね。」って言ってくれたこと。

超〜意外でした。

モデルが凡人以下の私なので美しさや華やかさはないんですが

誰かに見せるわけでもないので

私の大切な思い出として、大事に心に刻んでおきます。

 

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さてもう1つ、マツエクに関して。

私は20代の頃、マツエクしまくってました。

3週間に一度は通ってました。

リペアでも数千円はかかるのでかなりの出費でした。

そんな私が、田舎に引っ越す前にマツエクをやめました。

理由はお金がかかるのと、睫毛が抜けたり、細くなってしまったからです。

 

1人目出産直前にまたマツエクをしたけど、産後はマツエクを継続しませんでした。お金ないし。

その後はずーっとマスカラ。

付けまつ毛もやってみたけど、30過ぎの地味な私の顔には合わなかったです。。

 

今回、最後の出産。

1人目を産んだときと同じ産院で今回も出産予定なのですが

ここは入院中にママと赤ちゃんの写真を撮ってくれて、アルバム(ハードカバーのしっかりしたやつ)にしていただけるのです。

前回の私の顔はひどいもので…疲れ切っていて、クマはできてて、笑顔も引きつってて。旦那のことでストレスマックス。血圧も高くて最悪だった。

でも今回はもう少しマシに産後を過ごしたい。

入院中、化粧はしなくても、せめてマツエクだけでも…!との思いから、臨月でマツエクをしに行ってきました。

お店はどこでも良かったので電話しまくり、その日にマツエクできるお店へ駆け込みました。

数年ぶりのマツエク。

あ〜、いいわぁ。

美容院もそうだけど、自分のために時間とお金を使っている感覚にうっとりしてしまう。

久しぶりすぎて。

無事にマツエクをしたんですが、それが37週のときの話。

2週間たつと結構取れてきてしまった。

こんなみすぼらしい睫毛のままで出産は嫌…!

そんなわけでまた電話しまくり、その日にあいていたお店(前回とは違う店)でマツエクしてもらいました。

これで心おきなく出産に臨めるぜ!

旦那に言わせりゃ、(マツエクを)やってもやんなくても俺にはわからない、と。

うるさいわ。女心がわかってないんだこのボケが。

あとさ、出産直後に、まだ分娩台の上で、キレイにした赤ちゃんと、旦那と、ボロボロの姿のママと、3人で写真撮ってくれるじゃないですか。

あれ、最悪ですよ。

ママは寝たままだから写真にうつるのは二重アゴだし!疲れ切って笑顔どころじゃないし!

1人目のときの出産直後の写真なんて封印したい。

でも旦那はその写真をさ、周りの人に見せるじゃないですか。本当に最低ですよ。

 

なんだか愚痴になっちゃいましたけど

今日はこのへんで。

週末の出産は余分なお金がかかるから、

もうこの際週明け出産がいいなと思うliccaでした。

陣痛かと思ったら…フライングしてしまった件

夜中の1時頃にお腹の痛みで目が覚めました。

なんだかすでに10分おきくらいに痛む。

生理痛のような、下痢のときのような痛み。

ここ一週間くらい、夜間に子宮が収縮する感じはあったけど痛みはそんなになかったから、

今回のは陣痛だ!と思いこみました。

産院に電話し、荷物を持って病院へ向かう。

 

が、車に乗っているうちに、痛くなくなってしまった…

産院に着く頃にはまったく痛くない_| ̄|○

 

とりあえず内診とNSTをやるも

やっぱり陣痛はきておらず…帰宅。

 

やってしまった(>_<)

一人目のとき、進みが早かったから焦りすぎた。

次は気をつけます…

妊娠39週0日 まだ産まれず。

一週間ぶりの妊婦健診でした。

NSTは問題なし。

エコー上では推定2800gを超えている。

頭は少し下がったような下がってないような。まだ骨盤にすっぽりはまってない。

エコーのサイズでは相変わらず、頭でっかちで短足さん…。私に似てしまった。。

羊水は減っておらず、胎盤も問題なく、赤ちゃん的にはお腹の中は快適そう、とのこと。

でも、1人目を出産した2日後くらいから、私の血圧がかなり上がってしまったため、

予定日より前に出産したほうが良いとの先生の見解でした。(妊娠が長引けばそれだけ妊娠高血圧症候群になる可能性は高いから)

内診では子宮口はまったく開いておらず

レボスパという薬剤を静注されました。

1人目のときも38週4日のときにレボスパ静注し、39週0日で破水し出産となりました。

今回はどうなるかしら。

出産に対する不安はあるけど、赤ちゃんに会える楽しみのほうが大きいかな。

がんばろ。

遠方に嫁ぐこと、不安、孤独…愚痴です。

愚痴になってしまうのですが。

 

私は数年前に、今住んでいる土地に引っ越してきました。

私は地元にさほど未練もなかったので

知り合いといえば旦那(当時は彼氏)しかいない土地でも大丈夫だと、

仕事もはじめるし

数ヶ月もすれば慣れるだろうと思っていました。

 

 

結婚して子どもが産まれて

私を取り巻く環境はまた大きく変わりました。

地元を離れて数年経った今

 

環境には慣れた。

仕事にも慣れた。

生活もなんとかやっていってる。

職場には子どもがいるママさんがたくさんいて、いろいろ話も聞ける。

 

 

なのに、孤独を感じるのは何故なのか。

 

 

旦那は母親と妹と弟とめちゃくちゃ仲が良くて

ほぼ毎日、家族の誰かしらと連絡を取り合っている。

母親と弟はすぐ近くに住んでいる。

旦那はしょっちゅう、彼らに会いに行っている。

旦那は自分から断ればいいのに

断ることはせず

いちいち私に聞いてくることもムカつく。

 

結婚して家庭を持ったんだから

少しほっておいてほしい。

旦那も旦那だ。

自覚しろってんだ。

お前の優先順位はなんなんだ?

家族からの連絡にはすぐに応答ないし返答するのに

私のLINEは無視。

既読すらつかないまま、夜に家に帰って来る。

本当に腹が立つ。

 

 

このイライラを話せる人が近くにいればいいのにな。

遠方から嫁いできて、旦那に苦労している

私と似たような人が

近くにいたらなぁ…

少しは楽になれるのだろうか。